岡山での解体工事で発生する産業廃棄物について、種類から処分費用までわかりやすく解説します。
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住宅の建て替えや老朽化した家屋を解体するときに気になるのが、「どんな廃棄物が出るの?」「処分費はいくらくらい?」という点ではないでしょうか。実は、解体工事では木材やコンクリート、金属などの大量の産業廃棄物が発生します。そして、これらの処理を誤ると不法投棄や罰則の対象になることもあります。
この記事では、岡山での解体工事における産業廃棄物の種類・分別方法・処分費の目安を徹底解説します。これから岡山で安心・安全に解体工事を進めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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岡山の解体工事で発生する産業廃棄物の基本を理解しよう
岡山の住宅解体工事では、木材・コンクリート・鉄くず・石膏ボード・プラスチック類など、さまざまな廃棄物が発生します。これらは家庭ごみとは異なり、「事業活動に伴って発生する廃棄物」として扱われます。
- 一般廃棄物:家庭から出る日常ごみ(可燃・不燃ごみなど)
- 産業廃棄物:事業や工事から出る20種類の指定廃棄物
建設リサイクル法により、木くず・コンクリート・アスファルトは再資源化が義務づけられています。また、岡山県では解体着工の7日前までに届出を提出する必要があり、これを怠ると行政指導の対象になる場合もあります。
岡山の解体現場でよく出る産業廃棄物の種類一覧
岡山・倉敷・総社などの解体現場で発生する代表的な産業廃棄物を構造別に紹介します。
木造住宅の場合
- 木くず(柱・梁・床板など)
- 石膏ボード(壁・天井)
- ガラス・陶磁器くず(窓・タイル)
- プラスチック類・断熱材
- 畳や建具
特に石膏ボードは再資源化が難しく、処分費が高めです。倉敷市や岡山市では、処理場までの距離で費用が変わることもあります。
鉄骨造・RC造住宅の場合
- コンクリートがら・モルタルくず
- 鉄くず・金属サッシ・配管
- 瓦・タイル・断熱パネル
鉄くずはリサイクル可能で、買取価格がつく場合もあります。一方、コンクリートがらは重量が大きく、全体費用の3割近くを占めることもあります。
アスベスト含有建材
- スレート屋根・波板
- 外壁ボード(窯業系サイディング)
- 軒天ボード・天井材
アスベストが含まれる場合は「特別管理産業廃棄物」として厳格な処理が必要です。また、岡山県では建築物石綿含有建材調査者による事前調査と報告が義務づけられています。
岡山での産業廃棄物の分別方法と処理の流れ
岡山での解体工事後に発生した産業廃棄物は、法律に基づいて適正に処理しなければなりません。
分別計画を立てる
解体前に木材・金属・コンクリート・石膏ボードなどの区分を整理します。岡山県の「建設リサイクル法届出書」にも分別計画の記載欄があり、ここでリサイクル率が確認されます。
運搬から最終処分までの流れ
- 現場での一次分別
- 許可業者による収集・運搬
- 中間処理施設での破砕・再資源化
- 残渣を最終処分場へ搬入
この一連の流れをマニフェスト制度で記録・管理します。現在は電子マニフェスト(JWNET)が主流で、岡山県内でも導入率が高まっています。これによって、廃棄物の不法投棄を防ぎ、環境保全につながります。
岡山での産業廃棄物処分費の目安と費用相場
岡山県内での産業廃棄物の処分費は、種類や量、地域によって大きく変わります。以下は岡山県内の平均的な目安です。
| 廃棄物の種類 | 処分費の目安(1㎥あたり) | 備考 |
| 木くず | 約3,000~6,000円 | 含水率や混入物により変動 |
| コンクリートがら | 約5,000~9,000円 | 鉄筋入りは別途費用 |
| 石膏ボード | 約8,000~12,000円 | 再資源化困難で高騰傾向 |
| 鉄くず | −1,000~+3,000円 | 買取可能なケースあり |
| アスベスト含有材 | 20,000~40,000円以上 | 特別管理費・養生費込み |
処分費は「分別の丁寧さ」「混合の有無」「運搬距離」「処理場の立地」などで変動します。見積書では「処分費込み」と記載されることが多いため、内訳の確認が重要です。
岡山で産業廃棄物処理を任せる際に注意すべきポイント
岡山で解体工事を依頼する際、どの業者に廃棄物処理を任せるかは非常に重要です。
- 許可業者に依頼すること
岡山県知事の「産業廃棄物収集運搬業許可証」を持つ業者のみが合法的に運搬できます。
無許可業者への依頼は、施主も罰則対象になるおそれがあります。 - マニフェストの控えを必ず受け取る
「最終処分終了報告書」の控えは、行政確認の際に必須。紛失しないよう保管しましょう。 - 地域条例の遵守
倉敷市生活環境条例・岡山市環境保全条例では、粉じん・騒音対策が義務づけられています。
住宅密集地(岡山市中区・南区など)では、散水・養生シートの徹底が必要です。
産業廃棄物処理を適正に行うことで得られる4つのメリット
岡山で解体後の産業廃棄物を正しく処理することには、多くのメリットがあります。
- 1.不法投棄リスクを防げる
法令を遵守することで、施主自身が罰則を受ける心配がありません。 - 2.環境保全に貢献できる
岡山県は「晴れの国」として環境意識が高く、リサイクル推進率も上昇中です。 - 3.業者の信頼性が高まる
マニフェストや届出の適正管理により、トラブルのない工事が実現します。 - 4.行政手続きの遅延を防ぐ
届出不備による工事中断を防ぎ、スケジュール通りに進められます。
よくある質問(FAQ)
A1:基本的には施主(依頼主)負担となります。ただし、多くの岡山の解体業者では「処分費込み見積り」が一般的です。契約前に「処分費が含まれているか」「単価が明記されているか」を確認しましょう。
A2:はい。許可業者であれば、分別・運搬・中間処理まで一括で対応可能です。無許可業者に依頼した場合は不法投棄などのトラブルにつながる恐れがあるため、注意が必要です。
A3:できません。産業廃棄物は「事業活動廃棄物」に該当し、許可業者のみが搬入可能です。
まとめ|岡山での解体工事は地域密着のアクティブ岡山解体へ
岡山の解体工事では、産業廃棄物の分別・処理・届出が法令遵守と信頼性の両面で欠かせません。木くずやコンクリートがらのリサイクル、アスベスト処理、マニフェスト管理まで、すべてを正しく行うことで、安心・安全な工事が実現します。見積時には「処分費込みか」「内訳は明確か」を必ず確認し、許可業者への依頼をおすすめします。
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