岡山県内の住宅で特にアスベストが使われやすい箇所について詳しく解説します。
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「うちの家、もしかしてアスベストが使われているかも…?」そんな不安を感じたことはありませんか?築30年以上の建物では、屋根や壁など意外な箇所にアスベストが使われているケースが少なくありません。
この記事では、岡山の住宅でアスベストが多く使われている場所ベスト5をわかりやすく紹介します。これから「岡山でアスベスト調査を依頼したい」「解体前に確認しておきたい」という方は、ぜひ最後までお読みください。
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岡山の住宅でアスベストが使われている場所ベスト5【実例付き】
岡山・倉敷などで解体工事を行う際、築30年以上の住宅では高確率でアスベスト含有建材が見つかります。最初に、実際の現場でよく見られるアスベスト使用箇所を紹介します。

1.屋根材(スレート・波板屋根)
岡山県内で最も多く見られるのが、アスベストを含む屋根材です。昭和40〜50年代の住宅では「スレート屋根」や「波板スレート」が一般的で、軽量・耐火・低コストという理由で普及しました。ただし、経年劣化で割れると粉じんが飛散する恐れがあり注意が必要です。特に倉敷市沿岸部や岡山市南区の工場地帯では、いまだアスベスト入り屋根が残るケースもあります。
2.外壁材(モルタル塗材・吹付け材)
外壁仕上げの「リシン」「スタッコ」「ボンタイル」などには、アスベストが混入していることがあります。防火・防音目的で使用されましたが、風化やひび割れで粉化すると飛散リスクが高まります。
岡山市内では外壁リフォーム中に発覚する例も多く、削りや剥がし作業の前に事前調査が必須です。
3.内装材(天井ボード・吸音材)
室内の天井や壁に使われる「岩綿吸音板」「化粧スレートボード」なども、アスベストを含む場合があります。これらは「レベル3建材」と呼ばれ、通常は飛散しにくいものの、リフォームや解体時の粉じん発生に注意が必要です。岡山県内の学校跡地や古い事務所では天井材から検出される事例も確認されています。
4.配管・ボイラーまわりの断熱材
配管やボイラー周辺の断熱材・保温材もアスベストが多く使用されていました。特に「レベル1・レベル2建材」として飛散性が非常に高い危険建材に分類されます。岡山市・玉野市の古い集合住宅では、ボイラー室の保温材からアスベストが見つかる例も多く、資格を持つ除去業者の対応が必須です。
5.床材・接着剤(クッションフロア・タイル)
昭和〜平成初期の住宅では、クッションフロアや塩ビタイルの下地接着剤にアスベストが含まれることがあります。外観では判別できないため、築年数が古い建物では分析調査を推奨します。岡山市北区や総社市のリフォーム現場でも検出例が報告されています。
岡山でのアスベスト調査は義務化|2022年法改正の内容と注意点
2022年(令和4年)4月施行の大気汚染防止法改正により、すべての解体・リフォーム工事でアスベスト事前調査が義務化されました。岡山県内でも、工事実施前に「アスベスト調査結果報告書」を県の電子システムへ提出する必要があります。
- 報告を怠ると最大50万円以下の罰金
- 調査は国家資格者(一般建築物石綿含有建材調査者など)が実施
- 分析結果をもとに電子報告システムで正式提出
また、岡山市・倉敷市では、除去費用の一部を補助する補助金制度を設けている自治体もあります。
岡山県電子報告システムとは?提出手順と業者が代行できること
岡山県では「アスベスト事前調査結果報告システム」を導入しています。施工業者はこのシステムを通じて、調査・報告をオンラインで完結可能です。アクティブ岡山解体では、調査から報告までワンストップで対応しており、施主様の手続き負担を最小限にし、迅速かつ正確な報告を行います。
アスベストが見つかったらどうすればいい?レベル別の安全な対処法
アスベストが確認された場合は、飛散性のレベル(1〜3)によって対応方法が異なります。
レベル1・2の建材(吹付け材・断熱材など)
吹付けアスベストやボイラー保温材など、飛散性の高いアスベストは「レベル1・2」に分類されます。これらは特別管理産業廃棄物として扱われ、岡山県知事の許可を受けた専門業者のみが除去可能です。作業中は完全防護のうえ、養生・負圧除じんなどの厳重な安全対策が必要です。
レベル3の建材(スレート・サイディングなど)
スレートやサイディングなどの成形建材は「レベル3」に分類され、通常の状態では飛散しにくいとされています。しかし、解体時に割れたり粉砕されたりすると飛散リスクが高まるため、専門業者による取り扱いが推奨されます。
よくある質問(FAQ)
A1:はい。令和4年以降、規模の大小に関わらずすべての建物の解体・改修工事で事前調査が義務化されています。岡山市や倉敷市でも、木造住宅・車庫・倉庫などすべてが対象です。
A2:建物の規模によりますが、一般的な木造住宅で5〜15万円程度。1検体3〜5万円が目安です。サンプリング数が多い場合や複数の部位を分析する場合は追加費用が発生します。
A3:「一般建築物石綿含有建材調査者」や「特定建築物石綿含有建材調査者」などの国家資格者のみが実施可能です。
A4:はい。アクティブ岡山解体では、調査・報告・除去・解体まで一括対応しています。岡山県の電子報告・補助金申請代行にも対応しているため、スムーズに工事を進められるのが強みです。
まとめ|岡山での解体工事は地域密着のアクティブ岡山解体へ
岡山県内の住宅では、屋根・外壁・内装・断熱・床など思いがけない箇所にアスベストが使われている場合があります。令和4年以降、すべての解体・改修工事でアスベスト調査の実施と報告が義務化されました。建物の築年数が古い場合やリフォーム・解体を検討している方は、早めの調査が安心です。
アクティブ岡山解体は、岡山市・倉敷市・総社市・井原市・玉野市など岡山県全域に対応。解体工事・アスベスト調査・土地活用相談までワンストップでサポートし、現地調査・見積もりは無料です。岡山で安心して解体工事を進めたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。