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解体コラム

岡山で空き家を放置すると損害賠償?倒壊・落下物トラブルと所有者責任を解説

岡山で空き家を放置した際の損害賠償リスクについて、プロの視点からわかりやすく解説します。

地域のみなさま、いつもありがとうございます。
岡山市を中心に岡山県全域で解体工事を手がけるアクティブ岡山解体のブログ担当が、暮らしに役立つ情報をお届けします。

岡山県内では、老朽化した空き家が原因で「外壁の落下」「屋根材の飛散」「倒木」などのトラブルが急増し、損害賠償に発展するケースも少なくありません。

この記事では、岡山で空き家を放置した場合に起こりやすい事故、民法717条による所有者責任、行政からの指導、予防策、トラブル発生時の正しい対応まで詳しく解説します。現在、岡山で空き家の管理・解体を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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【岡山】空き家を放置すると危険が高まる理由|倒壊リスクが増える背景

岡山県では「晴れの国」でありながら、近年はゲリラ豪雨や台風・強風の影響が増え、老朽化した空き家の劣化を一気に進行させる環境が整っています。築40〜50年以上の木造住宅が多い地域では、定期管理を行わないと倒壊リスクが急激に高まります。

岡山特有の気候が老朽化を加速

  • 夏の高温多湿 → 木材の腐食・カビ
  • 冬の乾燥 → ひび割れ
  • 台風・強風 → 屋根材・トタンの飛散事故

特に倉敷市水島・玉野市など海風の強い地域では、飛散トラブルが増加しています。

築年数の古い住宅が多い地域性

昭和40年代以降に建てられた住宅が多く、耐震性や外壁材の耐久性が低い建物が多いことが特徴です。外壁のひび割れシロアリ被害で土台が腐食している空き家も珍しくありません。

管理不全で劣化が進行する

換気されない空き家は湿気がこもり、柱・梁の腐食・床の沈下などが一気に進行します。雑草の繁茂や庭木の倒木が隣家の敷地に入り込み、トラブルにつながるケースも増えています。

岡山で空き家を放置した場合に起こりやすい事故と損害賠償リスク

岡山県内では、以下のような事故が実際に頻発しています。これらの事故で近隣に被害を与えると、所有者が損害賠償を求められることがあります。

倒壊・外壁剥離による隣家被害

岡山市中区では老朽化した外壁が剥落し、隣家の屋根を破損した事例があります。外見が綺麗でも内部が腐っているケースが多く、放置は非常に危険です。

屋根材・トタンの飛散事故

強風でトタンや瓦が飛散し、車両損害や窓ガラス破損につながるケースが多いです。玉野市や倉敷市水島地区など風の強いエリアは特に注意が必要です。

庭木・雑草による越境トラブル

庭木が越境し隣家の屋根を破損したり、倒木でフェンスを壊す事故があります。雑草が原因で害虫が発生し、近隣から苦情が入るケースも。

不法侵入による火災事故

放火やタバコの不始末による火災が最も重大な事故です。延焼すれば周辺住宅に甚大な損害を与え、高額な賠償責任が発生します。

空き家トラブルで所有者はどこまで責任を負う?民法717条「工作物責任」のポイント

空き家管理で最も重要になるのが民法717条(工作物責任)。建物の管理不足が原因で他人に損害を与えた場合、所有者が賠償責任を負うと規定されています。

  • 通常の注意を怠ると賠償責任が発生

外壁の剥離・屋根の破損などを放置すると「管理不足」と判断されます。

  • 特定空家に指定されると責任がさらに重い

岡山市や倉敷市では空家対策特別措置法に基づき、管理不全空き家への指導が強化されています。指定されると、行政指導・勧告・命令・固定資産税の住宅用地特例の解除などの措置が行われます。

  • 管理していても免責されないこともある

台風対策不足や劣化の見落としなどは「過失あり」と判断されることがあります。

岡山で空き家の損害賠償を避けるための管理方法と予防ポイント

岡山で空き家の損害賠償を避けるためには、予防が最も重要です。特に老朽化した空き家は、補修費用より解体費用の方が安く収まるケースもよくあります。

屋根・外壁・基礎の定期点検

目視でわからない劣化が多いため、専門業者による劣化診断が最も確実です。ひび割れ・雨漏り・基礎の沈下などは早期発見で防げます。

庭木の剪定・雑草管理は必須

倒木の危険がある庭木は剪定が必要です。雑草は害虫を呼ぶため定期的な除草が欠かせません。

老朽化が進んでいる場合は“解体”が最も安全

老朽化している空き家は、補修より解体の方が安全でコストを抑えられる場合が多いです。木造30坪で約90〜150万円が岡山の一般的相場です。

岡山で空き家トラブルが発生したときの対応手順|放置すると責任が重くなるケースも

岡山の空き家で事故が発生した場合、迅速な対応が損害賠償額を左右します。

  • 1.現場の状況を写真と動画で記録する

落下物・倒壊部分・被害箇所を正確に残すことで、、賠償の話し合いがスムーズになります。

  • 2.被害を受けた近隣へすぐ連絡する

早い段階での謝意や説明が、トラブル拡大を防ぐポイントです。

  • 3.岡山市・倉敷市などの行政窓口に相談する

適切な窓口につながることで、必要な手続きや補修の方向性が明確になります。

  • 4.専門業者による緊急点検を受ける

屋根・外壁・庭木の危険箇所を即時確認し、応急処置または解体の判断をします。

  • 5.補修・解体・保険手続きを進める

状況によって最適な選択を行い、再発を防ぐための対策を講じます。

よくある質問(FAQ)

Q1:火災保険で空き家の事故は補償されますか?

A1:風災による屋根の飛散などは補償される場合がありますが、老朽化や管理不足が原因の場合は補償対象外になることがあります。保険会社へ確認しましょう。

Q2:特定空家に指定されるとどうなりますか?

A2:行政指導・勧告・命令が入り、改善しない場合は固定資産税の優遇措置が外れ税額が増えることがあります。

Q3:空き家の解体費用はいくらですか?

A3:岡山県の場合、木造30坪前後の空き家でおおよそ90〜150万円が一般的な相場です。基礎の種類、建物の劣化具合、アスベストの有無、車両が入れるかどうかで費用が変わります。

まとめ|岡山での解体工事は地域密着のアクティブ岡山解体へ

岡山では空き家の老朽化が進みやすく、倒壊や飛散による損害賠償のトラブルが年々増えています。空き家の所有者には民法717条に基づく管理義務があり、適切な対応を怠ると法的責任を負う可能性が高くなります。しかし、定期点検・庭木管理・早めの解体判断を行うことで、空き家トラブルの多くは防ぐことができます。

アクティブ岡山解体では、岡山市・倉敷市・総社市・井原市・玉野市・赤磐市など、岡山県全域でアスベスト調査から除去・解体までワンストップ対応しています。現地調査・お見積もりは無料です。お気軽にお問い合わせください。

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Writer この記事を書いた人

菊池 哲也 株式会社ACTIVEの代表取締役

岡山県生まれ、岡山在住。解体工事は年間300件以上、アスベスト調査除去も行う解体工事のプロフェッショナルです。創業から30年以上培ってきた豊富な知識と経験で、迅速かつ安心安全でクオリティの高い施工を行っています。岡山で解体工事のことならお気軽にご相談ください。

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