岡山でのアスベスト調査に必要な資格や対応の流れを詳しく解説します。
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岡山・倉敷で住宅や倉庫の解体を検討されている方の中には、「アスベスト調査って本当に必要なの?」「資格を持っていないとできないの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。実は、岡山でもアスベスト調査は資格を持つ専門家による実施が法律で義務化されています。
この記事では、義務化の背景や必要な資格、岡山・倉敷での調査の流れや費用までをわかりやすく紹介します。これから岡山で解体工事を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください!
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岡山でアスベスト調査が義務化された理由とは?
アスベスト(石綿)は、かつて断熱材や屋根材、外壁材などに幅広く使用されていました。しかし、長期間吸入すると中皮腫や肺がんなどの重篤な健康被害を引き起こすことが判明し、国は2022年4月に「大気汚染防止法」を改正。すべての解体・改修工事で事前のアスベスト調査を義務化しました。
岡山で義務化が進んだ背景
岡山県では築30年以上の住宅が多く、1970〜1990年代に建てられた建物ではアスベストを使用している可能性が高いです。また、岡山市・倉敷市では、「解体工事前に調査を完了させること」が求められており、調査結果は「岡山県石綿事前調査報告システム」へ電子報告する必要があります。資格を持たない業者が調査を行った場合、届出が無効となり、工事が進められない可能性もあります。
アスベスト調査に必要な資格「建築物石綿含有建材調査者」とは?
アスベスト調査は誰でも行えるわけではありません。国が定める講習修了者「建築物石綿含有建材調査者」のみが、正式な調査と報告を行うことができます。
資格者が行う主な業務内容
1. 図面・建築年の確認
まず、建物の設計図や建築年や構造、建材の種類を確認し、アスベストの可能性を判断します。
2. 現地調査・サンプル採取
屋根・外壁・天井・床などを目視調査し、必要に応じて安全にサンプルを採取します。
3. 専門機関での分析・報告書作成
採取した建材を専門分析機関で検査し、結果をまとめた正式な調査報告書を作成します。
資格がない人が調査を行うと違法に?
資格がない人による調査は法令違反となり、岡山でも報告却下や再調査命令が発生したケースがあります。その結果、解体工事が遅延し、再調査の費用が追加で発生したケースも報告されています。このようなトラブルを避けるためにも、必ず資格を持つ業者に依頼することが大切です。
岡山・倉敷でのアスベスト調査の流れ|現地調査から報告までの手順
岡山・倉敷エリアでは、以下の流れでアスベスト調査が行われます。事前に建築年や図面を確認しておくと、調査がスムーズに進みます。
1.建物情報の確認
まず、築年数・構造・使用建材を確認します。特に1980年代以前の建物では、外壁材や屋根材にアスベストが使用されている可能性が高いため、調査対象として優先的にチェックします。
2.資格者による現地調査
資格者が現地を訪問し、壁・屋根・天井・床などを目視調査します。必要に応じて数カ所のサンプル採取を行い、安全に処理します。
3.分析機関での検査
採取したサンプルを専門の分析機関へ送付し、電子顕微鏡などでアスベストの含有を確認します。結果は3〜5営業日ほどで判明し、「含有」「非含有」が明確に分かります。
4.報告書作成と行政への届出
結果を基に資格者が正式な報告書を作成し、岡山県のシステム「石綿事前調査報告システム」へ電子届出を行います。この手続きを経ないと、解体工事の届出が受理されません。
岡山・倉敷では、これらの手続きを経ていない場合、工事の着工が認められないケースもあります。そのため、早めの調査依頼と、資格者による正確な報告が非常に重要です。
岡山でアスベスト調査を依頼する際の3つの注意点
岡山でアスベスト調査を依頼する際は、資格者の有無や見積もり内容を慎重に確認することが大切です。以下の3点に注意することが重要です。
1.資格者証の提示を確認する
依頼前に、調査を担当する人が「建築物石綿含有建材調査者」の資格を持っているか必ず確認しましょう。岡山県では資格証の提示を義務付けています。
2.調査費用の明細をチェック
見積書に「アスベスト調査費用」や「分析費用」が明記されているか確認。不明瞭な業者は追加費用トラブルの可能性があります。
3.調査から解体まで一貫対応できる業者を選ぶ
調査・除去・解体を別業者に依頼すると、届出や工程管理が煩雑になり、コストも上昇します。そのため、岡山・倉敷では、調査から解体まで一貫対応できる業者を選ぶのが最も効率的です。
岡山エリアのアスベスト調査費用目安
岡山・倉敷でのアスベスト調査費用は、1検体あたり約3万〜5万円前後が一般的です。検体数(=調査箇所の数)によって総費用が変動するため、建物の構造や築年数によっては複数検体の分析が必要になる場合もあります。
費用算出のポイント
- 1検体あたり費用: 3万〜5万円
- 主な調査箇所: 外壁・屋根・天井・内壁など
- 費用例: 3箇所の調査で約9万〜15万円程度
費用に影響する要素
- 1. 検体数の増加:調査箇所が多いほど採取と分析費用が加算。
- 2. 分析精度の違い:高精度分析はコストが上がる傾向。
- 3. 建物の構造や築年数:古い建物は調査範囲が広くなりやすい。
アスベストが含まれていた場合
分析でアスベストが検出された場合は、別途除去費用が必要です。
- レベル1(吹付材):100万円以上の除去費も。
- レベル3(スレート材等):飛散防止処理で費用を抑えられる場合も。
見積もり時は「検体数」と「分析方法」の記載を必ず確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
A1:はい。築30年以上の木造住宅でも、外壁や屋根のスレート材にアスベストが使われている場合があります。見た目では判断できないため、必ず資格者に依頼しましょう。
A2:いいえ。短期間では症状は出ませんが、長期吸入で健康被害が出るおそれがあります。だからこそ、調査段階で飛散を防ぐことが重要です。
A3:見積もり依頼の前または工事契約前に調査を実施するのが理想です。調査結果をもとに、正確な見積もりと安全な工事計画が立てられます。
まとめ|岡山での解体工事は地域密着のアクティブ岡山解体へ
岡山・倉敷で解体工事を行うなら、まずはアスベスト調査を資格者に依頼することが重要です。正確な調査を行うことで、作業員・近隣住民の安全を守り、法令遵守のもとで工事を進められます。
アクティブ岡山解体では、岡山市・倉敷市・総社市・井原市・玉野市・赤磐市など、岡山県全域で調査から除去・解体までをワンストップ対応。現地調査・お見積もりは無料です。岡山で安心して解体工事を進めたい方は、ぜひお気軽にアクティブ岡山解体までご相談ください。
アスベスト調査については、こちらのページで詳細をご覧ください。