岡山でブロック塀撤去の見積もりの流れを解説します。
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近年、岡山では「古くなったブロック塀を撤去したい」「地震対策として危険な塀をなくしたい」というご相談が急増しています。特に昭和40〜50年代に建てられた住宅の多い岡山市北区・中区・南区・東区では、老朽化したブロック塀が残っているケースが非常に多く、倒壊リスクが高まっています。
この記事では、岡山でのブロック塀撤去の費用相場・見積もりの流れ・工事手順・注意点・スムーズに進めるコツを、プロ目線で分かりやすく解説します。現在、岡山で解体工事を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
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岡山でブロック塀撤去が増えている背景|老朽化・危険基準・災害リスク
岡山でブロック塀の撤去相談が増えている理由は、大きく3つです。
昭和築の住宅が多く、老朽化したブロック塀が残りやすい
岡山市北区・中区では昭和40〜50年代の住宅が集中しており、それらの敷地周りに古いブロック塀が多く残っています。
古いブロック塀は、
- 鉄筋がほとんど入っていない
- 基礎が浅い
- 表面に大きなひび割れ
など、現行基準では“危険な構造”と判断されるケースが多いです。
岡山は地震・台風による倒壊リスクが高い地域
「災害が少ない県」というイメージがありますが、南海トラフ巨大地震では岡山市内で震度6弱の予測。老朽化したブロック塀は、この揺れに耐えられず倒壊する危険があります。また、秋の台風時には強風で塀が傾き、実際に南区で道路側へ倒れかけたため、緊急撤去した事例もあります。
控え壁が不足する危険なブロック塀が多い
昔の工法では10m以上のブロック塀に控え壁をつけないことが一般的でした。
しかし、現行の建築基準法では、
- 高さ120cm超
- 控え壁なし
これは明確な“違反状態”になる場合があります。
また、岡山ではこのタイプの危険塀が多く残っており、行政指導が入るケースもあります。
岡山のブロック塀撤去の費用相場と見積もりポイント|高さ・基礎・鉄筋で変動
岡山でブロック塀撤去を検討する際、最も気になるのが「費用がどれくらいか」「追加料金は発生するのか」という点です。実際、ブロック塀の撤去費用は“塀の状態”や“現場環境”によって大きく変わるため、相場を把握しておくことが重要です。
岡山のブロック塀撤去相場
ブロック塀撤去の相場は1mあたり6,000〜15,000円が目安です。この幅が広い理由は、作業難易度が現場ごとに大きく異なるためです。
費用を左右するポイントは主に以下の5つ。
- 塀の高さ(1.2m・1.6m・2m以上か)
- ブロックの段数・厚み
- 鉄筋の量(ほぼ無い場合〜太鉄筋まで)
- 基礎の深さ(20cm〜70cm)
- 重機が使えるか(岡山市は狭い道路が多い)
岡山市中区で高さ1.6m×10mの撤去では約12〜16万円が一つの目安です。重機が入らない現場では人力作業となり、相場より高くなる傾向があります。
費用が変わりやすい最大要因は“基礎”の深さ
ブロック塀の基礎が深いと、斫り作業や廃材量が増えるため、追加費用が発生します。
- 基礎50cm以上 → 追加1〜3万円
- 基礎70cm以上 → 追加3〜6万円
実際に岡山市南区の現場で、地中に深い基礎が見つかり、追加費用が発生した例があります。
岡山のブロック塀撤去の流れを徹底解説|見積もり〜工事完了までのステップ
岡山でブロック塀を撤去する際の流れは以下の通りです。
1.現地調査|塀の高さ・長さ・鉄筋・基礎・境界を確認
初めのステップは現地調査です。岡山市内は昭和築の塀が多いため、鉄筋の量や基礎の深さが現場によって大きく異なります。
調査ポイントは、
- ブロック塀の高さ・段数
- 鉄筋の有無と太さ
- 基礎の深さ(20〜70cm程度)
- 隣地との境界ラインの確認
- 重機搬入の可否(道路幅1.8m以下は要注意)
アクティブ岡山解体では30分〜1時間ほどで調査し、必要事項をすべて確認します。
2. 見積書の作成|必要作業・単価・追加項目を明確化
見積もりには以下が明記されます。
- ブロック塀撤去費
- 基礎撤去費
- 産廃処分費
- 人件費・重機費
- 諸経費
- 重機搬入不可の場合の追加費
岡山市は狭い道路が多く、「重機搬入不可 → 人力作業へ変更」となる現場が非常に多い傾向があります。
3.工事開始|上部撤去 → 基礎撤去 → 産廃処分 → 整地して完了
工事の全体の流れは次の通り。
- ブロック上部の撤去
- 基礎部分のハツリ作業
- コンクリートがら・鉄くずの分別
- 岡山市内の中間処理場へ搬出
- 整地して完了
10m程度のブロック塀なら半日〜1日で完了します。
ブロック塀撤去前に必ず確認すべき注意点|境界・基礎深さ・アスベストの有無
岡山でブロック塀を撤去する際は、事前に確認しておくべきポイントを知っておくことで、追加費用やトラブルを防ぐことができます。
境界トラブルに注意
岡山では、古い塀が「どちらの土地に属しているかわからない」ケースが多発しています。
- 地積測量図
- 隣地所有者への確認
- 必要に応じて土地家屋調査士の立ち合い
これらを行うことでトラブルを避けられます。
基礎の深さは追加費用の重要ポイント
基礎が深いと作業が増え、費用が上がります。事前に把握できれば、追加費用を防ぎやすくなります。
アスベストを含む外壁材が貼られている場合は要注意
昭和築住宅の多い岡山では、外壁材・ラスボード・化粧板にアスベストが含まれるケースがあります。解体前に事前調査を行い、安全に撤去する必要があります。
岡山でブロック塀撤去をスムーズに進めるコツ|見積もり精度を高めるポイント
岡山でブロック塀撤去を依頼する際、事前準備を少し行うだけで、見積もりの精度が上がり、工事もスムーズに進みます。
- 写真と寸法を共有すると見積もりが早くなる
事前にブロック塀の写真と、だいたいの長さ・高さを共有していただけると、現地調査前でも概算見積もりが可能になります。
- 基礎をどこまで撤去するか決めておく
フェンスを設置したい場合は、基礎を残すべきか、全撤去すべきかで費用が変わるため、目的を先に決めておくと効率的です。この判断を先にしておくと、現地調査〜見積もりが非常にスムーズになります。
- 外構工事とセットにすると費用が下がることもある
フェンス工事、植栽撤去、駐車場拡張などとセットにすると、トータル費用が安くなるケースがあります。
よくある質問(FAQ)
A1:はい、可能です。1mだけ撤去したい、控え壁だけ撤去したいなど、部分的な工事にも対応しています。部分撤去でも作業内容は一般の撤去と同じで、強度を維持しながら安全に撤去します。
A2:もちろん可能です。ブロック塀撤去とフェンス工事をセットで依頼される方は非常に多いです。岡山市内でも「塀撤去 → メッシュフェンス設置」「塀撤去 → 目隠しフェンスへ交換」といった外構リフォームが人気です。
A3:ブロック塀10m前後の場合、半日〜1日が一般的な目安です。現地調査の段階である程度の工期は確定できます。
まとめ|岡山での解体工事は地域密着のアクティブ岡山解体へ
岡山には老朽化したブロック塀が多く残っており、地震や台風時の倒壊リスクが無視できません。ブロック塀撤去の費用は、高さ・基礎の深さ・鉄筋量・重機の可否によって大きく変わりますが、流れを理解しておくことで追加費用やトラブルを避けやすくなります。
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